50代の朝の時間の使い方|無理なく続く小さな習慣

目次
結論から言うと、50代の朝の時間は、ほんの少しだけ自分のために使うところから始めるのがよいと考えています。何に使うかは、考える・書く・学ぶ・片付けの中から一つ選び、起きる時間は急に変えず、夜の過ごし方ともつなげて見直します。続かない日があっても、やめる理由にはしません。
目覚ましを止めて、布団の中でスマホを開く。ニュースを眺めているうちに、気づけば家を出る時間が迫っている。朝はいつも、誰かの用事に追われて終わってしまう。そんな経験をした人は、少なくないかもしれません。
50代は、仕事や家庭の役目が重なり、自分のために使える時間が少なくなりやすい時期だと考えています。朝は、夜に比べて予定が入りにくく、気持ちの余白をつくりやすい時間帯でもあります。ただ、朝型が誰にでも合うとは限りません。
この記事では、朝の時間を自分のために使う考え方、何に使うか、起きる時間の扱い、夜とのつながり、続かない日の考え方を整理します。一日の中の予定を入れない時間は50代のひとり時間の使い方|予定を入れない時間をつくる考え方で扱っているので、ここでは「朝」に絞ります。ご自身の状況に合うところだけ取り入れてください。
なぜ朝の時間を、自分のために使うとよいのですか?
朝は予定が入りにくく、一日の用事が始まる前に、自分のための時間を確保しやすいからだと考えています。
夜は、仕事の疲れや家のことで、思うように使えない日があります。朝なら、まだ誰からも呼ばれていないことが多く、短くても、自分のためだけの時間を持ちやすい。ただし、早起きしてたくさんのことをこなす必要はありません。朝の時間が合わない人は、昼でも夜でも、自分に合う時間帯で考えてかまいません。
| 時間帯 | 使いやすい点 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 朝 | 予定が入りにくく、気持ちの余白をつくりやすい | 眠いまま無理に起きると、続きにくい |
| 昼 | 気分転換にしやすい | 仕事や用事で、時間が決めにくい |
| 夜 | 一日を振り返りやすい | 疲れて、時間が取れない日がある |
朝の時間には、何をするとよいですか?
考える・書く・学ぶ・片付けの4つの中から、気持ちが向くものを一つだけ選び、5分から10分ほどの小さな形で始めます。
4つの選択肢は、次のとおりです。どれが正しい、ということはありません。
| 使い方 | 小さな始め方の例 |
|---|---|
| 考える | 今日一日で大切にしたいことを、1つだけ頭の中で決める |
| 書く | 思いついたことやその日の予定を、ノートに数行書く |
| 学ぶ | 気になる本を数ページ読む、短い講座を一つ聞く |
| 片付け | 机の上や玄関など、狭い場所を一か所だけ整える |
時間の長さは、「これならできる」と思える短さで決めます。最初から長く取ろうとすると、できなかった日に、気持ちが重くなりやすいからです。慣れてきたら、少しずつ伸ばしても、そのままでもかまいません。小さく試す大きさの考え方は、50代で始める「小さな挑戦」の選び方|失敗しても困らない大きさにするも参考になります。
起きる時間は、どう変えればよいですか?
急に大きく変えず、いつもの起床から少しだけ早める、あるいは、いまの起床時間のまま使い方を変えるところから始めます。
いきなり1時間早く起きようとすると、睡眠が足りなくなり、体もつらくなりやすいと考えています。まずは、いつもの時間のまま、スマホを見る代わりに、上の4つのどれかを数分だけ行うところから始める手もあります。それで余裕が出たら、起きる時間を少しだけ前にずらします。
- 起きる時間は、ずらすなら、ほんの少しだけにする
- 休みの日と平日の差を、あまり大きくしない
- 体調がすぐれない日や、疲れている日は、無理に早く起きない
- 睡眠について気になることがあれば、専門の窓口に相談する
夜の過ごし方は、朝とどうつながっていますか?
夜に過ごす時間の使い方が、翌朝の起きやすさや気持ちの余裕に関わると考えています。
朝だけを変えようとしても、夜が遅いままだと、無理が出やすくなります。夜の過ごし方を、できる範囲で整えると、朝の時間を持ちやすくなると考えています。睡眠が健康にどう関わるかは、ここでは扱いません。
| 夜の見直しの例 | 考え方 |
|---|---|
| 寝る前にやることを減らす | 明日の朝に回せるものは、朝に回す |
| 明日の朝の使い方を、前の晩に決めておく | 朝に迷う時間を減らす |
| 寝る前の画面を見る時間に、区切りをつける | 夜更かしの原因になっていないか、見直す |
見直しは、一度に全部やらず、一つだけ選びます。無理をして続かなくなっては、元も子もないからです。
続かなかった日は、どう考えればよいですか?
できなかった日があっても、自分を責めず、次の日にまた小さく戻ればよいと考えています。
習慣は、毎日完璧に続けるためのものではありません。疲れた日、予定が重なった日、朝からバタバタした日は、誰にでもあります。一日できなかったからといって、全部がだめになるわけではありません。
- できなかった理由を、責めるためではなく、見直しのために一言だけ書く
- 目標が大きすぎないか、時間が長すぎないかを見直す
- 続かない日が続くときは、朝ではなく別の時間帯を試す
崩れたときの見直し方は続けていた習慣が崩れたとき、自分を責める前に見直す3つのことで詳しく整理しています。
結局、50代の朝の時間は、どう使えばよいですか?
朝の時間を少しだけ自分のために使い、考える・書く・学ぶ・片付けのどれか一つを小さく行い、起きる時間は急に変えず、夜の過ごし方とあわせて見直す。続かない日があっても、また戻ればよい。この流れで進めればよいと考えています。
朝の時間は、頑張って増やすものではなく、自分のために少し取り分けておくものだと思っています。まずは、明日の朝、何か一つを5分だけ行うところから、始めてみてください。
よくある質問
50代から朝型にするのは、遅いですか?
遅い・早いを一律に言うことはできません。朝型が合うかどうかは、人によって違います。無理に朝型にせず、自分に合う時間帯で、少しだけ自分のための時間を持つことから考えてください。
起きる時間を早めるのが苦手です。どうすればよいですか?
急に変えず、いまの起床時間のまま、スマホを見る代わりに数分だけ別のことを行うところから試してください。起きる時間を変えるなら、少しずつにしてください。
朝の習慣を続ければ、何かが変わりますか?
変わると約束することはできません。朝の時間の使い方は、自分のための時間を持つための工夫の一つです。どう感じるかは、状況や人によって違います。
本記事は運営者の考え方です。成果を約束するものではありません。