50代の『やりたいことリスト』の作り方|問い・サイズ・期限・見直し

目次
  1. なぜ50代に「やりたいことリスト」を作るとよいのですか?
  2. やりたいことは、どんな問いで書き出せばよいですか?
  3. 書き出したものは、大・中・小にどう分ければよいですか?
  4. 期限と優先度は、どうつければよいですか?
  5. リストは、どのくらいの間隔で見直せばよいですか?
  6. リストが続かないときは、どう考えればよいですか?
  7. 結局、50代のやりたいことリストはどう作ればよいですか?
  8. よくある質問
  9. やりたいことが思い浮かばないときは、どうすればよいですか?
  10. リストの項目は、何個くらいがよいですか?
  11. リストを作れば、やりたいことは実現しますか?

結論から言うと、50代の「やりたいことリスト」は、5つの問いで書き出し、大・中・小のサイズに分け、期限と優先度をつけて、定期的に見直すのがよいと考えています。完成させることより、育てていくことを大切にします。

手帳の端に、いつか行ってみたい場所や、始めてみたいことが走り書きされている。けれど、どれにも日付がなく、気づけば何年も同じ場所に残っている。そんな経験をした人は、少なくないかもしれません。

やりたいことは、思いついたときに書き留めても、書いたままでは動きません。サイズや期限を決めず、見直しもしなければ、リストは「いつか」の置き場になりがちです。

この記事では、リストを「作って管理する」という面に絞って、書き出す問い、サイズ分け、期限と優先度、見直し、続かないときの考え方を紹介します。何をやるかを選ぶ考え方は50代で始める「小さな挑戦」の選び方|失敗しても困らない大きさにするで、学び直しの入口は学び直しは何から始める?50代の3つの問いで整理しています。ご自身の暮らしに合うところだけ取り入れてください。

なぜ50代に「やりたいことリスト」を作るとよいのですか?

役割や時間の使い方が変わりやすい時期に、自分が何をしたいかを目に見える形にしておくと、選択の材料が増えると考えるからです。

50代は、仕事の任され方、家族との関わり、体力や時間の感じ方が変わりやすい時期です。毎日が忙しいと、やりたいことは頭の中で後回しになり、あとで思い出せなくなることもあります。

リストにしておくと、次のような場面で役に立つと考えています。

  • 時間ができたときに、何をしたいかを選びやすい
  • 人に聞かれたときに、自分の言葉で答えやすい
  • 時間や体力に限りがあることを前提に、優先順位を考えやすい

リストは、全部を実現するための約束ではありません。いまの自分が何に心を動かされるかを知るための、記録だと考えています。

やりたいことは、どんな問いで書き出せばよいですか?

「やってみたいこと」「行ってみたい場所」「会いたい人」「学びたいこと」「やめたいこと・手放したいこと」の5つの問いで書き出します。

最初は、実現できるかどうかを考えず、思いつくまま書いてください。

問い 書き出すときのヒント
やってみたいこと 以前から気になっていたこと、始めようとして止まっていたこと
行ってみたい場所 近場の散歩道から、遠い土地まで。大小を問わない
会いたい人 連絡を取りたい人、久しぶりに話したい人
学びたいこと 知りたいこと、やり直したい分野
やめたいこと・手放したいこと 続けていて負担になっていること、もう手放してよいこと

5つ目の「やめたいこと・手放したいこと」は、リストが増え続けるのを防ぐための問いでもあります。時間には限りがあるため、始めるものと同じくらい、手放すものを書くことが大切だと考えています。

書き出したものは、大・中・小にどう分ければよいですか?

かかる時間と準備の大きさで、大・中・小の3つに分けます。大きなものを小さく刻むと、動き出しやすくなります。

サイズ 目安 例
小 1日から数日で終わる 気になっていた店に行く、本を1冊読む
中 数週間から数か月かかる 短い講座に通う、旅行の計画を立てる
大 数か月から数年かかる、暮らしや働き方に関わる 住む場所を考え直す、新しい分野を学ぶ

サイズの目安は、あくまで人によって違います。同じ旅行でも、近場の日帰りなら「小」、遠方なら「中」や「大」になります。

大きなものは、そのままでは動きにくいので、「大」を「中」に、「中」を「小」に刻んでみてください。たとえば、「新しい分野を学ぶ」なら、「入門書を1冊読む」「体験できる場を探す」と分けると、最初の一歩が決まりやすくなります。

最初は、「小」が多くなって構いません。小さなものが動き出すと、リスト全体が動いている感覚を持ちやすくなります。

期限と優先度は、どうつければよいですか?

期限は「決まった日」「時期が限られるもの」「人の都合があるもの」「期限なし」の4種類に分け、優先度は「今期」「次」「いつか」「手放す」の4つで考えます。

期限をつける理由は、急がせるためではなく、先延ばしを減らすためです。

期限の種類 例 書き方
決まった日がある 予約やイベント、申し込みの締め切り 日付をそのまま書く
時期が限られる 季節のもの、混まない時期 「春まで」「今年中」など幅で書く
人の都合がある 家族や友人と会う、一緒に行く 相手と相談できる時期を書く
期限なし いつかやりたい 見直す時期だけ書く

優先度は、次の4つで分けると考えやすくなります。

  • 今期: 今期のうちに動きたいもの。数は絞る
  • 次: 次の期に回すもの。時期が来たら見直す
  • いつか: 具体的な予定はないが、残しておきたいもの
  • 手放す: いまは違うと感じたもの。消してよい

「今期」は、多くしすぎないことがこつです。たくさん並べると、どれも中途半端になりやすくなります。体力や時間は変わるので、余裕を持って決めてください。

リストは、どのくらいの間隔で見直せばよいですか?

週に一度の確認と、季節ごとの見直しの2段階で行います。間隔はあくまで例で、続けやすさで決めてください。

見直しのときは、次の3点を見ます。

  1. 「今期」に入れたものは、進んでいるか。止まっているなら、サイズを小さくできないか
  2. 「次」や「いつか」のなかに、今なら動けるものはないか
  3. 「手放す」に移したいものはないか

見直しの時間は、長くなくて構いません。手帳やメモを開いて、数分で確かめるだけでも十分です。

季節ごとの見直しでは、リスト全体を眺め直して、新しく書き足したいことや、気持ちが変わったことを整理します。一度書いたものを消すことは、失敗ではありません。気持ちが変わったことを、リストに反映しただけです。

リストが続かないときは、どう考えればよいですか?

続かないのは意志が弱いからではなく、リストが大きすぎたり、見直しの手間が重かったりするからだと考えています。サイズと頻度を小さくして、立て直します。

次のような場合は、やり方を見直してみてください。

  • 項目が多すぎて、見るのがおっくうになる。「今期」を3つ程度に絞る
  • 書いたことが重く感じる。「小」に刻み直す
  • 見直す日を忘れる。手帳やカレンダーに、見直す日を先に入れる

リストを見るのがつらくなったときは、無理に続けず、一度閉じても構いません。気持ちの落ち込みが続くときは、身近な人や専門の相談窓口に話すことも選択肢です。

結局、50代のやりたいことリストはどう作ればよいですか?

5つの問いで書き出し、大・中・小に分け、期限と優先度をつけ、週に一度と季節ごとに見直す。続かなければ、サイズと頻度を小さくする。この流れで進めればよいと考えています。

リストは、完成させるものではありません。やりたいことは、年齢や状況とともに変わります。だから、見直しながら、書き換えていくものだと考えています。まずは、「やってみたいこと」を5つ、手帳の端に書き出すところから始めてみてください。あわせて、次の記事も読んでみてください。

よくある質問

やりたいことが思い浮かばないときは、どうすればよいですか?

「やめたいこと・手放したいこと」から書いてみてください。いやなことが分かると、やりたいことの輪郭が見えることがあります。思い浮かばなくても、焦らなくてかまいません。

リストの項目は、何個くらいがよいですか?

決まった数はありません。書き出す段階では、多くて構いません。ただし「今期」に入れるものは、動ける範囲に絞ることをおすすめします。体力や時間の余裕を見て決めてください。

リストを作れば、やりたいことは実現しますか?

実現すると約束することはできません。リストは、選択の材料を整える考え方の一つです。どう動けるかは、暮らしや体調、周りの事情によって人それぞれ違います。

本記事は運営者の考え方です。成果を約束するものではありません。

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