50代からの頼まれごととの付き合い方|引き受ける・断るの線の引き方

目次
結論から言うと、50代からの頼まれごととの付き合い方は、自分の線を先に書いておく、頼まれた中身を確かめる、引き受ける・一部引き受ける・断るの3つから選ぶ、引き受けたあとに見直す、という4つの手順で、無理のない線を少しずつ引いていけばよいと考えています。
職場や地域、家族や友人から、何かを頼まれる場面があるかもしれません。50代になると、経験があるぶん頼られることが増える場合もあると運営者は考えています。この記事では、頼まれごとを引き受けるか断るかを決めるための線の引き方を、運営者の考えとして整理します。
断るときの言い方は50代の『断る』練習|角を立てずに自分の時間を守るで扱っているので、ここでは「引き受けるか断るかを決めるまでと、引き受けたあとの見直し」に絞ります。
頼まれごととの付き合い方は、何から始めればよいですか?
頼まれる前に、「自分はどこまでなら引き受けられるか」という線を書いておくところから始めるのがよいと考えています。
頼まれたその場で考えると、相手の顔を見て、つい引き受けてしまうことがあるかもしれません。前もって自分の線を書いておけば、その場で迷う時間を減らしやすいと考えています。
| 決め方 | 考え方の例 |
|---|---|
| その場で考える | 相手の前で、断りにくくなることがある |
| 線を先に書いておく | 落ち着いて、引き受けるか断るかを選びやすくなることがある |
引き受ける・断るの線は、どんな手順で引けばよいですか?
次の4つの手順を、一つずつ試すのがよいと考えています。
一度に全部をやろうとすると、負担になることがあります。まずは一つだけ試し、慣れてきたら次を足す、という進め方で十分だと考えています。
| 手順 | 考え方 |
|---|---|
| 1. 自分の線を先に書く | 引き受けてよい時間・回数・大事にしたいことを、一行ずつメモしておく |
| 2. 頼まれた中身を確かめる | 何を、いつまでに、どれくらい頼まれているかを聞く |
| 3. 3つから選ぶ | 引き受ける、一部引き受ける、断るのどれにするかを決める |
| 4. 引き受けたあとに見直す | 終わったあとに、線が今の自分に合っていたかを考える |
自分の線は、どのように書いておけばよいですか?
「時間」「回数」「大事にしたいこと」の3つについて、一行ずつ書いておけば十分だと考えています。
くわしく決める必要はなく、目安があれば迷ったときに思い出しやすいと考えています。今の暮らしで手放したい時間がある場合は、50代の時間の棚卸し|「やめること」を先に3つ決めるも参考にしてください。
| 書く項目 | 例 |
|---|---|
| 時間 | 「平日の夜は、頼まれごとに使わない」 |
| 回数 | 「新しい頼まれごとは、月に1つまで」 |
| 大事にしたいこと | 「家族と過ごす週末の時間は守る」 |
頼まれた中身は、どう確かめればよいですか?
「何を」「いつまでに」「どれくらい」の3つを、相手に聞いて確かめるのがよいと考えています。
頼まれごとの中身があいまいなまま引き受けると、あとから思っていたより時間がかかることがあると考えています。返事をする前に確かめておけば、自分の線と照らし合わせやすくなります。
- 何を頼まれているのかを、短く聞き返す
- いつまでに終えればよいのかを確かめる
- どれくらいの時間や手間がかかりそうかをたずねる
引き受ける・一部引き受ける・断るは、どう選べばよいですか?
確かめた中身を自分の線と照らし合わせて、3つのうちどれにするかを決めるのがよいと考えています。
全部引き受けるか、全部断るかの二つだけで考えると、選びにくくなることがあると考えています。「ここまでならできる」という一部引き受ける選び方を持っておくと、相手の役に立ちながら自分の時間も守りやすいと考えています。
| 選び方 | 考え方の例 |
|---|---|
| 引き受ける | 中身が自分の線の内側に収まるとき |
| 一部引き受ける | 全部は線を超えるが、一部なら収まるとき |
| 断る | 一部でも、自分の線の内側に収まらないとき |
断ると決めたあとの伝え方は、50代の『断る』練習|角を立てずに自分の時間を守るも参考にしてください。
引き受けたあとは、どう見直せばよいですか?
頼まれごとが終わったあとに、自分の線が今の暮らしに合っていたかを考えるのがよいと考えています。
線は一度決めたら終わりではなく、暮らしの変化に合わせて書き直してよいと考えています。引き受けてよかったことと、負担が大きかったことを短くメモしておくと、次に線を引くときの手がかりになります。
- 引き受けてよかったことを一つ書く
- 負担が大きかったことを一つ書く
- 必要なら、自分の線を書き直す
自分が頼む側になるときは、どう考えればよいですか?
頼まれる側の線を考えた経験は、自分が人に頼むときにも生かせると考えています。
相手にも線があると考えれば、「何を、いつまでに、どれくらい」を先に伝えて頼むことができます。人に頼むときの考え方は50代の『人に頼る』練習|小さく頼む・お返し・頼れる先を増やすも参考にしてください。
冬は、頼まれごととどう付き合えばよいですか?
冬は家で過ごす時間が増えることがあるので、自分の線を書き出したり、見返したりする時間にあてる方法があると考えています。
年末が近づくと、行事や集まりに関わる頼まれごとが増えることもあるかもしれません。そうした場面が来る前に、手元のメモで自分の線を確かめておくと、落ち着いて選びやすくなると考えています。
結局、頼まれごととはどう付き合えばよいですか?
自分の線を先に書き、頼まれた中身を確かめ、引き受ける・一部引き受ける・断るの3つから選び、引き受けたあとに見直します。
まず今週、「時間」「回数」「大事にしたいこと」の3つについて、自分の線を一行ずつメモしてみてください。小さな手順から始めることが、無理のなさにつながると考えています。
よくある質問
4つの手順は、全部やらないといけませんか?
一度に全部をやる必要はないと考えています。まず「自分の線を先に書く」を試し、慣れてきたら次の手順を足していく進め方をおすすめします。
頼まれた中身がはっきりしないときは、どうすればよいですか?
「何を」「いつまでに」「どれくらい」を相手に聞いて確かめてから、返事をする方法があると考えています。確かめた中身を自分の線と照らし合わせてから、3つのうちどれにするかを選ぶとよいと考えています。
線を引けば、頼まれごとで困らなくなりますか?
困らなくなると約束することはできません。自分の線を持つことは、引き受けるか断るかを落ち着いて選ぶための一つの方法だと考えています。
本記事は運営者の考え方です。成果を約束するものではありません。