50代の時間の棚卸し|「やめること」を先に3つ決める

目次
  1. 1. 50代で「やりたいこと」から埋まらない理由
  2. 2. 50代の時間の棚卸しのやり方
  3. 3. やめることを3つに絞る基準
  4. 4. やめたあとにできた時間をどうするか
  5. 5. 3か月ごとに見直す
  6. このやり方のまとめ
  7. よくある質問
  8. やめることが思いつかないときは、どうすればいいですか?
  9. やめることは何個決めればいいですか?
  10. やめたことを、また再開してもいいですか?

年齢を重ねると、「やりたいことリスト」を作ってはみたものの、結局どれも手がつかないまま時間だけが過ぎていく、ということが起こりやすくなります。やりたいことを並べるほどに、一日の時間が増えるわけではないのに、リストだけが長くなっていきます。

リストを増やすのをやめて、代わりに「やめること」を3つだけ決めてみる、という方法があります。先に「やめること」を決めると、新しく始めたいことに手がつきやすくなるという考え方です。この記事では、その考え方を整理します。

1. 50代で「やりたいこと」から埋まらない理由

一日の時間は、誰にとっても24時間で変わらない。新しいことを始めようとしても、すでに時間のほとんどは、仕事・家事・つきあい・なんとなく続けている習慣で埋まっている。

「やりたいこと」を先に考えると、空いている時間にそれを足そうとしてしまう。でも、空いている時間はもともとわずかしかないので、結局後回しになりやすい。先に「何をやめるか」を決めるほうが、新しいことのための時間を具体的に作り出せる。

2. 50代の時間の棚卸しのやり方

まず、直近1週間の自分の時間の使い方を、思い出せる範囲で書き出してみる。細かく記録する必要はなく、だいたいの時間帯と内容がわかれば十分だ。

時間帯 主な過ごし方(例) 「本当はやめたい」と感じるか
朝 スマートフォンを見ながら過ごす やめたいと感じる
日中 仕事、移動 変えにくい
夜 テレビ、SNS やめたいと感じる
休日 惰性で続けている集まり・つきあい 整理したい

書き出してみると、「やめたいと感じているのに、なんとなく続けていること」がいくつか見えてくる。これが、やめることを決めるときの材料になる。

3. やめることを3つに絞る基準

やめたいことが複数見つかっても、一度にすべてはやめられない。次の3つの基準で、まずは3つに絞ってみるとやりやすい。

  • 時間を一番使っているもの:書き出した中で、使っている時間が長いもの
  • やめても誰も困らないもの:自分のためだけに続けている習慣で、人との約束や役割が絡まないもの
  • やめた瞬間に変化を感じやすいもの:やめてすぐに「時間が空いた」と実感できるもの

この3つの基準に当てはめて、思い切って「今月やめること」を3つだけ決める。多くても少なくても、3つという数にこだわるのがポイントだ。多すぎると続かず、少なすぎると空く時間が小さすぎて実感が持てない。

4. やめたあとにできた時間をどうするか

やめることを決めたら、空いた時間をすぐに新しい予定で埋めない、という考え方があります。しばらく何もしない時間として置いておくと、本当にやりたいことが自然と浮かんでくることがあるからです。

逆に、空いた時間をすぐに別の予定で埋めてしまうと、結局また時間に追われる感覚に戻りやすくなります。やめたことの手応えを感じるためにも、空いた時間はしばらくそのままにしておくという方法もあります。

5. 3か月ごとに見直す

一度決めた「やめること」は、ずっと同じである必要はありません。3か月ほどを目安に、次の3つを確認して見直す、という方法があります。

  • やめたことは、本当にやめられているか
  • やめて空いた時間は、何に使われているか
  • 新しく「やめたい」と感じ始めたことはないか

生活や仕事の状況は変わっていくので、やめることのリストも、そのときの状況に合わせて更新していくものだと考えられます。

このやり方のまとめ

ステップ やること
1 直近1週間の時間の使い方を書き出す
2 「やめたいと感じている」ものに印をつける
3 時間・影響・手応えの3基準で3つに絞る
4 空いた時間をすぐ埋めず、しばらく様子を見る
5 3か月後に見直す

「やりたいこと」を増やす前に、まず「やめること」を決める。この順番を変えるだけで、新しく始めたいことに手をつけやすくなる、という人もいます。状況に応じて、形を変えながら続けていく考え方です。

50代の棚卸しについては、以下の記事もあわせて読んでみてほしい。

よくある質問

やめることが思いつかないときは、どうすればいいですか?

1週間分の時間の使い方を書き出し、「本当はやめたいと感じているか」を一つずつ確認してみてください。書き出す段階では、小さなことでもかまいません。

やめることは何個決めればいいですか?

3つ程度を目安にするのがやりやすいです。多すぎると続かず、少なすぎると空く時間が小さく、変化を実感しにくくなります。

やめたことを、また再開してもいいですか?

かまいません。3か月ほどを目安に、やめたことが自分に合っているかを見直し、必要に応じて形を変えたり、再開したりしてよいと考えています。


本記事は運営者の考え方です。

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